@article{oai:kwtan.repo.nii.ac.jp:00000981, author = {中川, 智之 and NAKAGAWA, Tomoyuki}, issue = {36}, journal = {川崎医療短期大学紀要, Bulletin of Kawasaki College of Allied Health Professions}, month = {}, note = {P(論文), 本論は,或る保育所の1歳児クラスにおける「かみつき」行動の記録の分析を通して,保育所保育における「かみつき」行動の実態とその要因を検討するものである.具体的には,12ヶ月にわたる「かみつき」行動の状況を明示するとともに,「かみつき」行動と曜日や月齢との関係,子ども同士の関係等について検討した.その結果,当該保育所の1歳児クラスでは,(1)1年間を通して「かみつき」行動を全く受けない子どもは1名もいなかった,(2)1年間を通じて子どもの約85%が「かみつき」行動を示した,(3)「かみつき」行動は月曜日に最も多く見られ,週末にかけて減少傾向にあった,(4)「かみつき」行動は月齢22~26ヶ月に最も多かった,(5)「かみつき」行動を頻回に受けるのは活発に遊ぶ子どもであり,逆に受ける回数が少ないのは友達との関わりが少ない子どもであったことなどを明らかにした.また,先行研究や保育所で聴取した内容を交えて,子どもの生活リズムの調整や活動時の子どもの密度を減らす工夫の重要性について指摘した.今後の課題として,子どもの発達と行動との関係に関する丁寧な記録の蓄積と,受動児の特徴にも目を向けた調査研究の必要性が示唆された.}, pages = {53--59}, title = {1歳児クラスにおける「かみつき」行動の実態と要因の検討 : 或る保育所における1年間の記録の分析を通して}, year = {2016} }